2025 年度 一般社団法人 大洲青年会議所

 

理事長所信

 


 

 

 

 

 

 

 

一般社団法人 大洲青年会議所

第72代理事長 西田 典正

 

 

【はじめに】

 

本年、一般社団法人大洲青年会議所は創立70年の節目を迎えます。

日頃より地域の方には、私たち大洲青年会議所に多大なご支援とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。皆様の温かいご理解とご協力があってこそ、私たちは活動を続けることができ、新たな挑戦へと進むことができます。

そして、諸先輩方が築き上げてこられた大洲青年会議所の伝統・理念・魂は、私たちの活動の基盤となっており、その足跡は私たちにとって貴重な指針です。知識と経験、そして情熱に心から敬意を表し、今後もその教えをしっかりと受け継ぎ、より高みを目指して邁進してまいります。

 

 

【10年を振り返って】

 

60周年を迎えた2015年からの10年間を振り返ると、私たち大洲青年会議所は地域に深く根ざし、多くの事業を実施してきました。

 青少年育成事業では、小学生や中学生を対象とした事業を多く実施しました。お遍路接待事業や、オリジナルの遊びを募集してみんなで実施をした事業、ソフトボール大会、廃校になった学校の校歌をみんなで歌った事業など子供たちの郷土愛を育む事業を展開してきました。

まちづくり事業では、高校生と一緒に課題解決を考えた事業や、婚活事業、アニメの聖地巡礼事業、地元の魅力再発見事業、大洲市長選挙公開討論会、大洲市と大洲市社会福祉協議会との防災協定締結など、多くの方々を巻き込み、我々は事業を通して多くの知見を得ることができました。

そして、毎年11月3日に開催されるおまつり村は、今年43回目を迎えます。「子供たちの笑顔のために」をテーマに趣向を凝らしたイベントを多数行い、西日本豪雨災害のあった年には花火を打ち上げ、市民を勇気づけました。

地域の課題に真摯に向き合い、数々の事業を通して、地域社会の発展に寄与してきたことは、我々の誇りであり、強みとなっています。

 

 

 

【これからの大洲青年会議所】

 

決して避けられなくなった人口減少に歯止めが利かない現実に直面している私たちの地域において、様々な場面で私たち青年一人ひとりの役割や責任が多く存在し、そして、必要とされていると考えます。

私たち青年は、多くの機会を提供する青年会議所の運動を通して成長し、リーダーシップや知見を身に付け、仲間を集い、地域社会において貢献できる人間を目指さなければなりません。

「我ら青年栄えずして、我が町栄えず」という大きな使命感を持って、次の時代へ大洲青年会議所を進めます。

 

 

 

【初心に立ち返る】

 

初代理事長であります井関清一先輩が、OBとして青年会議所についてお話された中に、我々は将来大洲のために役立つリーダーになる人間である。「 出る杭は打たれる」

という言葉があるが、「打たれる杭となれ」。それと「底抜けに明るく暮らせ」という信条をもとにやっていこうと当時メンバーにお話されたと記載されておりました。

これらの言葉には、自らを磨き、他者とは違う道を歩むことに対する覚悟と、真のリーダーシップを身に付けることの大切さや、どんな困難な状況でも前向きで明るく取り組むことの大切さが込められています。この信条を受け継ぎながら、大洲青年会議所の運動を展開していきます。

 

 

【終わりに】

 

本年、創立70周年というこの記念すべき年に、式典や様々な事業を実施いたします。この10年に一度の貴重な機会が、大洲青年会議所として、そしてメンバー一人ひとりにとって、大きく飛躍する一年となることを確信しております。

 

そして、創立70周年という節目は竹が節ごとに強くなるように、私たちもこの節目を迎えることで、力強く、しなやかに次の10年へと成長していくための礎となることでしょう。これからも互いに切磋琢磨し、地域社会に貢献できる組織として、さらなる発展を目指して歩んでまいります。

 


 

【スローガン】


我ら青年栄えずして、我が町栄えず

 

 


【基本理念】


青年会議所活動を通して自己成長し、地域社会に貢献できる人となる

 



【基本方針】


.底抜けに明るく、打たれる杭となろう。


.70周年各事業を通して、成長しよう。


.諸先輩方が築き上げた伝統・理念・魂を継承しよう。




【事業計画】


.70周年記念式典、大懇親会の開催


.70周年記念事業の実施


.第43回おまつり村の企画・運営


.会員拡大の推進