一般社団法人大洲青年会議所のまちづくり・資質向上委員会では、2021年7月22日~23日にかけて大洲市柚木地区の如法寺河原を活用したイベントを実施しました。
今後、如法寺河原を利用される方に向けて、河原の使い方をはじめ、様々な方が大洲のまちについてより知ってもらい、楽しく過ごしていただきたいとの思いで、今回体験したことなどの情報を整理し、如法寺河原の使い方として情報提供を行っていきます。
この情報は2021年8月31日現在の情報となります。これ以降に設備が変わったり、天候等の影響で地形などが変わる可能性もありますので、予めご了承ください。
2022年12月現在、如法寺河原河川工事のため、河原の使用ができなくなっています。また、沈下橋ですが、今年に入り、撤去されておりますので、如法寺河原に行くための道が変わっていますので、ご注意ください。
大洲市柚木地区にある河原で、臥龍山荘にある不老庵からも一望できる河原です。
8月下旬~10月中旬頃に行われる大洲の「いもたき」会場で使用されたり、7月中旬に開催されている水天宮花火大会(主催:柚木一歩会)の会場として利用されたりしています。
また、6月1日~9月20日に開催される大洲の鵜飼いの舟などが河原横を通るため、鵜飼いの様子を間近で見ることもできます。
その他、河原には臥龍の湯(温泉施設)へ向かう際に渡る橋(沈下橋)や、河原の上を新冨士橋が通っています。
そのため、キャンプ等や日帰りのBBQなどで、橋桁に集まってレクリエーションを楽しむ家族やグループなども多く、様々な方に幅広く利用されています。
1枚目写真(トイレ)
2枚目写真(新冨士橋下流側)
3枚目写真(新冨士橋上流側)
1枚目写真…トイレの設備の様子(左:男性トイレ・真ん中:多目的トイレ・右:女性トイレ)
2枚目写真…夜は意外と橋の下流側の外灯が明るい。テント設営等は注意。
3枚目写真…橋の上流側の外灯はそこまで明るくない。
1枚目写真(トイレ横にある立水栓)
2枚目写真(砂利の様子) 車が通っているところはある程度固まっている
・6月1日~9月20日は大洲市の鵜飼い実施期間となるため、夜に鵜飼い用のトイレカーが沈下橋付近の河原に進入することあり。また、鵜飼い用のかがり火などが川近くで焚かれることもあるため、テント設営時は妨げにならないように配慮が必要。
・8月下旬~10月中旬は、いもたき会場が設置されるため、いもたき会場となるエリア(沈下橋より上流側・新冨士橋の橋桁付近まで)は使用できない。
・河原で大きなイベントなどをする際は、柚木地区の地区長さんにはひと声かけておくと良い。なお、イベントで河原に重機などを設置する等は、河川の一時使用許可が必要となる。沈下橋より上流は愛媛県事務所(大洲土木事務所)、沈下橋より下流は国土交通省の管轄となるため、利用場所によって届け出が必要となるため、十分注意する。
鵜飼いの様子
いもたき会場は、橋から左側のエリア(左に見える道路近くまで)となる
右側が新冨士橋(富士ではありません)、左側に見える橋が沈下橋です。
※正面に見える山が冨士山(とみすやま)から名付けられています。
※右側が上流で左側が下流です。
・肱川では、泳ぐことはおすすめしません。カヌーやSUPなどをされる場所としては充実しています。必ずライフジャケットを着用しましょう。
・肱川で泳ぐ場合は、流れが急に変わっている場所があるため、十分に注意してください。絶対に泳いではいけない場所は、沈下橋周辺と臥龍の湯の下の深み、不老庵の下の臥龍の淵周辺、そして冨士寮下の深み周辺となります。
※2021年7月に高校生が臥龍の淵前の川で溺れ、亡くなる事故も発生しています。
・河原のため、上流にある鹿野川ダムのダム放流の放流量には十分注意し、河川の増水には気を付けましょう。
(鹿野川ダムの放流量が30トンを超えると放流ランプが点灯:如法寺河原の対岸にダム放流の電光板がある)
放流量の情報はこちらから確認できます↓
線で囲んだエリアが不老庵の下の臥龍の淵周辺であるため、このあたりで泳ぐことは危険!
奥の対岸の正面あたりにダム放流の電光掲示板がある
臥龍の湯の下・沈下橋の左側(上流側)
川中は深く流れが分からないため、危険 ここでは絶対に泳がない
沈下橋の右側(下流側)・正面に見えるのが不老庵
この場所で溺れた者が多数あり、泳ぐことは非常に危険
・河原でたき火等をした場合は、地面に炭を残さないようにし、持ち帰るか灰になるまで燃やし切りましょう。炭は微生物による分解ができないため、そのまま残り、環境汚染の原因となります。
・他の個人ホームページ等で、問い合わせ先が「大洲市観光協会」と表示されて電話番号を掲載しているところが多くありますが、「大洲市観光協会」に確認したところ、河原の管理はしていないため、問い合わせが多く困っているとのことです。河原については、大人数でのイベントや占有するような機材を置いたりする場合は、河川の場所によっては、愛媛県事務所や国土交通省が管理する管轄となりますので、それぞれの機関に確認をしてください。